社会保険
社会保険とは?
社会保険とは、厚生年金保険、健康保険、介護保険を総称したもので、国が運営している公の保険です。株式会社等の法人の場合はすべて、個人事業の場合も業種によっては適用となっています。
適用事業所
社会保険(厚生年金保険、健康保険、介護保険)の適用を受ける事業所のことです。適用事業所には2種類ありまして、一つは法律によって加入が義務づけられている強制適用事業所、そして任意で加入する任意適用事業所です。
被保険者
適用事業所で使用される方すべてが対象です。ただし、法令や労働条件により適用除外になる場合があります。
健康保険
健康保険は、会社で働いている人が加入します。その加入している人やその扶養家族が、病気になったり怪我をしたとき、不幸にして死亡したとき、また、出産などにより臨時の支出を必要とするとき、加入者本人が病気や怪我で会社を休み給料をもらえないときに、医療や手当金などが支給される制度です。なお、国が保険者となる「政府管掌健康保険」以外に、健康保険組合が保険者となる「組合管掌健康保険」があります。
国民健康保険との一番の違いは、病気で会社を欠勤しなければならないとき給料の約6割がその間給付されるということです。
厚生年金
厚生年金は、会社で働く人たちが加入する年金制度です。その加入している人が高齢になり働けなくなったとき、病気や怪我で障害が残ったり、不幸にして亡くなった時に、年金や一時金などを支給する制度です。
介護保険
介護保険制度は、高齢化が進展するなか加齢に起因する疾病等により介護が必要となったときに、必要な医療サービス・福祉サービスを、社会的な仕組みで支えることを目的として創設されました。
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